2015年4月23日木曜日

『番組』という体裁を整えるには

・『番組』らしさとは?
・適切な『時間』とは?
・『コーナー』が無くても『番組』は成立する?




ウェブラジオというものは、驚くほど簡単に作れる。PCとウェブ環境が発達した恩恵だろうと思われる。
一方で、「これ、ラジオっぽくない……?」と感じて、制作に対して迷いが生じることもあるかもしれない。
(これを書いている貴方のことです)

『番組』らしさを出すにはどうしたら良いだろうか? そもそも、『番組』らしさとは、何であろうか?

BGMの存在は偉大だ。これがあるだけで、一気に『番組』らしさが出てくる。一人で喋っている『音声メモ』も、BGMを付ければなんとなくラジオ番組っぽくなる。
ただ、ラジオの中でもBGMがない番組、コーナーというのは珍しくない。BGMを付ければラジオ番組っぽく感じるのは、個人の感想であり、思い込みであるとも言える。
そうなると、『番組』らしさというものは煙のようなものに思えてくる。そこに見えるのに、掴めない。そんなフワフワした感じ。

垂れ流しよりは、ある程度の時間にまとまっていた方が『番組』っぽいように思える。番組内番組(◯◯という番組中に流れる△△という番組)だと、5分~10分くらいだろうか? 単独番組で短いものだと15分枠(実質13分弱程度?)か。ワイド番組とかになると、2時間とか。商業規模ならともかく、個人レベルで2時間枠の番組を作ってキッチリやるのは難易度が高過ぎるように思える。無難で安全なのは30分枠であると、個人的には思う。
長い=ボリュームがあって良い、とはならないので注意が必要だろう。ただ長いだけの番組は、聴くのが辛くなる。

面白いコーナーは必ず必要であろうか? あれば嬉しい。ただ、10分前後~20分程度の番組であれば、ただフリートークをするだけでも立派な『番組』になると思う。お便りがあれば、それを読んでそこから話を広げるのも良い。それだけで、『中身』が出来る。
『コーナー』があっても、中身がスカスカではリスナーを惹きつけられない。

ウェブラジオは自由さの中に色々と制約がみえてくることもある。それで「そんなもんか」と諦めるか、「やれる中でやってやろうじゃないか」となるかで、色々な『差』が生まれるのではないかと考える。
好きだから、楽しいから、だけでは『次』につながらない部分もある。続けられて、盛り上がれるのはその番組が『番組』として何かをみつけられたから、かもしれない。もしくは、制作者(または制作チーム)自信の発見だろうか?
自分自身を振り返ると、実のところそういったものをみつけられてはいないような気がする。

何事もそうだが、始めるよりも続けること、そして『キチンと』終わらせることの方が難しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿