2016年2月4日木曜日

たまにはモタスポ話:脇阪寿一選手、お疲れ様でした。

 JGTC、SUPER GTで計三度の王座獲得経験者であるレーシングドライバー、脇阪寿一選手がSUPER GT引退をトヨタのプレスカンファレンスで発表されました。JGTCに興味を持った2000年から追いかけていた脇阪選手が、GT500から去る……時代の流れではありますが、寂しさを感じずにはいられません。
 今季はかつて所属したチーム ルマンの監督に就任されるということで、脇阪寿一監督としての新しいスタートとなります。ちょっぴり寂しいですが、この新しいスタートをファンのひとりとして応援したいと思います。

 脇阪寿一選手、お疲れ様でした。でも、たまにはレースに出てくださいね!
 脇阪寿一監督、チーム ルマンの再建、期待して応援いたします!




 と、ここまでは冷静に書きましたが、やっぱり複雑ですね~。

 昨年は、19号車で2014年から続いた様々な努力の成果が現れ始め、表彰台目前といった走りも見せてくれました。若くて速い関口選手とのコンビも可能性を感じ、個人的には「2016年はこれなら……」と思わずにはいられませんでした。

 ところが、年末年始のセパンテストに19号車が参加しているという情報が出てくる一方で、脇阪選手は合流する気配が全く無く。「6号車に移籍するのでは?」「18号車で300に挑戦するのでは?」といった噂が出始め、モヤモヤする日々が続きました。そして、本日の発表。
 たしかに、三度も王者を獲得した走りはここ最近、見ることが出来ませんでした。それでも、昨年はそこに近づいてきているのではないかと(贔屓目かもしれませんが)思わせる走りをしていたと思います。500はなくても、少なくとも300で若手を育てながら走って欲しい……そう思っていたんです。やっぱり、僕の中では「レーシングドライバー脇阪寿一」なんですよね。

 でも、いつまでも落ち込んでいるのも違うかな、と思います。現役を続けられるなら続けたいのは、ご本人でしょうし。なので、きっちり切り替えとはいきませんが、「監督脇阪寿一」という新しい脇阪寿一さんを応援していきたいと思います。

 さあ、エブロさんの2015年SGT車両、19号車はこれで買い逃がせなくなりました(苦笑)。


追記
スーパー耐久シリーズと86/BRZシリーズにフル参戦らしく、まだまだレーシングドライバー脇阪寿一の走りは見られそうです。ホッとしました。w

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