2015年8月27日木曜日

ウェブラジオをやってみよう その1~準備編~

結構前のエントリーで番組らしさって何だろう? みたいなことを書いたのですが、あらためて「ウェブラジオを作る(やる)って、何だろう?」みたいに思ったので……標題のようなものを書いてみようかと。

アマチュアの、個人的見解によるものなので、まぁ聞き流す感じで読んでいただければ。




(1)必要なもの
環境、機材的なものから挙げると、ネット回線、PCは絶対必要です。役割としては、ネット回線でウェブにつなげることで番組を配信し、PCは収録から編集までの中心機材ですね。

収録にPCの内蔵マイクを使うのもひとつの手ですが、なるべくならマイクがあった方が良いですね。収録される音の感じが変わりますので。マイクの性能は良い方が編集面、クオリティの面からみて好ましいですが、2,000円弱の通話用マイクでも十分かな、と個人的には思います。ただし、ヘッドセットはあまりお勧めしません。息が当たって「ぼふっ」となるのを避けるのが難しいので。スタンドタイプが良いですね。
欲を言えば、オーディオテクニカとかの安いマイクをスタンドにセットして使いたいですね。風防(マイクに着けるスポンジ)もつけて。

ミキサー(PCとマイクの間に挟む機材。詳しくは検索してみてください)はあれば良いですが、無いなら無いなりに。ゲインコントロールや音質の問題から、あれば後々の工程で楽になりますが、まぁ無くても困りません。あれば品質的に良いものにしやすい、程度に考えていただければ。

肝心な、収録と編集に使うソフトですが、これはフリーソフトでも色々あるので、好みのものを使っていただければ。BGMをつける際にマルチトラック対応でないと編集できないので、ソフトを選ぶ際はその点にご注意を。
ヤマハのミキサーを買った場合はスタインバーグのCubaseAIシリーズが付属していることがあるかと思うので、もしもミキサーを買う場合はそういったことも気にかけてみると良いでしょうね。


(2)収録準備
収録用機材を準備したら、まずはテスト収録してみましょう。音声のゲイン、ノイズといった部分をなるべくベストな状態に持っていきたいところです。これを怠って収録して、編集段階で「あれ?」となるのは辛いことです。
収録時のノイズの原因となりやすいのはPCファンの音、空調、外からの雑音です。編集時にある程度ノイズをカット出来ることもあるので、少し気になるな、という程度であれば無視するのも手ですが、PCファンの音はマイク位置で軽減できますし、外からの雑音は窓を閉めてカーテンで塞げばある程度軽減できます。空調は仕方ないので、マイク位置で誤魔化せるか試しましょう。
この段階で努力しておくと、最終的に幸せになれます。
テスト収録で発生した問題を可能な限り対処したら、本番収録へ移行しましょう。

……おっと、肝心なことを忘れていました。
台本的なものは用意しておくと楽です。はじめてウェブラジオをやるのであれば「台本なんて書いたこと無い」という方が殆どかと思いますが、難しくアレコレ書く必要なんてありません。簡単に、進行に必要なメモ書き程度で十分です。

ex.)
タイトルコール
OPトーク(5分) 自己紹介、番組説明
フリートーク(10分) テーマ:夏休みの思い出
EDトーク(5分) 感想、次回予定について

何を、どの程度やるのかを書いておく。これだけでやりやすくなります。決めておくと、あまりグダグダになりにくいかと思いますね。まぁ、『味』としてグダグダ感を出すやり方もありますが……そういうのは、慣れてからで良いかなと思います。もしくは、やってみたらそうなった、とか。


とりあえず、準備としてはそんなところでしょうか。
その2~収録編~に、そのうち続きます。

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